ひとつの区切りとして。
家族
重くて、離れたくても離れられなくて
呪いのようなものだと思ってた
いまでも感じることはある。
私が想像するよりももっともっと過酷だったんだろうなあと思う
私があそこで諦めて捨てていたら
母の苦しみというのは抜けなかったんだろうなとも思う
同い年くらいの時のことを聞いた
とても私なら耐えられないと思った
人は育てられたようにしか生きられないのかもしれない
それに気付けただけでも良かったとおもう
前はそれがとにかく怖かった
傷つけなくて良い人を傷つけてしまうのではないか、巻き込まなくて良い人を巻き込む怖さ
そんなんなら誰とも交わらず、このままなくなれば良いのにと本気で思ってた
でももうちゃんと気づいてるし、
私はプライドなんてないから、自分が家族を作るってなったとしても、同じようなことは繰り返したくないので、多少苦しくても変わりたい
何が正解だったのかなんてたぶん死ぬまでわからないけど
親より先に死んだらダメだなと強く思った
自分の幸せを願ってくれる存在がいることのありがたみを感じたし
幸せだったと思って人生を終えて欲しいと思った
たぶんこれからも壁は山ほどあるのかもしれないけど、それでも、強くなりたい。
ここに生まれてよかった、自分で生まれてよかったと思えたことはまだ無いんだけど
それはまた、いずれ感じられるように
自分が好きな自分でいたい。
周りの人が大切で、周りの幸せをひたすら願っていたけど、自分の幸せを願って、喜びたいと思う。
忘れたくない。なにもかも。